痛風の詳細

痛風とは、肝臓でプリン体が分解されたときに副生される尿酸の結晶化が原因で、これが血中や関節内に溜まった際に白血球が攻撃し、このときに痛みが発症する病気です。

尿酸は、肝臓で副生されてから腎臓によって膀胱へ排出されますが、過剰に生産され過ぎて膀胱から排出されなかった分は血中に戻ります。 このとき、血中内の尿酸濃度が上昇し、ある一定期間かつ一定量を超えると尿酸が結晶化します。 また、尿酸はプリン体以外にも自分の細胞を分解するときにも副生されます。
このため、痛風には尿酸が大きく影響する事から、高尿酸血症が原因の一つであるといわれています。

痛風を発症した人の40〜70%は同時に脂質異常症も発症しており、中性脂肪や内臓脂肪型肥満が元になって発症するのが痛風の特徴です。
痛風の発症の大半が男性で、男女比で9:1の割合となっています。女性に痛風が少ない原因は、女性ホルモンが尿酸値を下げる効果があるからです。
また年齢層も30歳から50歳が多く、成人の20%以上が痛風になっているともいわれています。加えて痛風を発症する年齢層が年々下がっており、20代の痛風患者も珍しくなくなってきています。

痛風は、主に血中尿酸値が7mg/dlの方を指します。人によっては、この値を超えても自覚症状はなく、ある日突然激痛が発症します。 そして、痛風が発症する人の7割は足の親指から痛みが発症します。 その他痛む箇所として、足の指先、指関節、付け根、足首、くるぶし、足の甲、膝、手の指先、指関節、付け根、手首、手の甲、肘、他に股関節や肩などが挙げられます。 痛みは、万力で締められたような痛みといわれ、痛みの箇所には熱をもち赤く腫れたりもします。
痛風は治療せずに放っておくと尿酸の結晶が関節内や臓器に溜まっていき、関節の変形や心臓・腎臓不全を引き起こします。

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『痛風とは』
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