偽痛風とはピロリン酸カルシウム(CPPD)の沈着が原因の関節炎です
痛風と間違えやすい偽痛風
痛風と間違い易い病気として偽痛風があります。
痛風は尿酸の結晶化により痛みを発症する病気ですが、偽痛風はピロリン酸カルシウム(CPPD)の沈殿により痛みを発症します。
そのため、偽痛風には、尿酸値の増加がみられません。偽痛風は痛風よりも痛みが少ないのですが、関節内が石灰化することにより、
骨の変形がおこりやすくなります。偽痛風の治療法としては、病気の元となる関節内の液を抜いたり、ステロイドを注射があります。
痛風との違いがわかりにくいので、尿酸値が低いことがわかっても関節の痛みの症状があれば、
偽痛風を疑った方がよいかと思います。