痛風発症から8年後

痛風と診断されてから、早8年(2014年現在)が経過しました。
痛風の方により良い情報を提供するために当コンテンツの見直しを含め、 ここ8年間で実践してきた管理人の痛風対策をまとめて報告をしたいと思います。

まず報告したいのが、『管理人の痛風治療』を実践してきて、8年間一度も痛風が再発することはありませんでした。
現在の身体の状態ですが、尿酸値は健常者と同じレベルで常に6mg/dL以下です。
体脂肪は当時より-7ポイント下がり、それにともない中性脂肪の値も130mg/dl以下になっています。
痛風当初: 尿酸値8.9mg/dL 体脂肪23% 中性脂肪350mg/dl

日頃どのような食生活かと申しますと、 食事的には肉食が多い方ですが、極端にカロリーの高いジャンクフードはあまり食べず、間食(おやつ)等も滅多にとることはありませんが、これは痛風になる前からあまり変わっていません。
痛風に良くないといわれている食品(白子、レバー等)は気にせずに何の制限もなく摂取していますが、多く摂取している感は昔からありません。
痛風に良いとされるアルカリ性食品はすすんで摂取はしておらず、何かの食べ合わせで出てきたものを食べる程度です。これも昔から変わりません。
簡単に申しますと、食生活は痛風前とほぼ変わらず、唯一気にしてきたのはカロリー過多ぐらいで、多く食べたときは運動して無駄なエネルギーを体に蓄えないように意識はしていた程度です。

飲酒ですが、平均して週2,3日程度は外で飲んでいます。1回の飲酒量はビールジョッキで5,6杯程度で、周りの方たちよりも多く飲んでいる感はあります。本当に多く飲むときは、数えられないくらいで、時折二日酔いになります。。。お酒の種類ですが、ビール6割、ホッピー2割、その他2割といった感じです。
特に制限もかけず飲んでいますが、ビールとビールの合間にホッピーを入れたり、たまに水を飲んだりする程度はしています。
その他に1ヶ月に0〜1箱のタバコを吸う程度です。

運動ですが、週1・2回ジムに通い、軽く汗を流す程度です。痛風当初は何も運動はしていませんでした。

このような生活をしてきたのですが、特に欠かさず実践してきたのが、"1日1L以上の水を必ず飲む"ことです。
痛風発症当初は、毎日2L以上の水を飲み、クエン酸やアルカリ性食品を多めに摂取する等、がむしゃらに対策を行っていましたが、症状がある程度落ち着いてからの対策は、"1日1L以上の水を必ず飲む"だけでした。
水は、水道水ではなく、アルカリイオン水かミネラルウォーターか水素水です。水素水は値段が高いこともあり、飲みすぎたときにだけ飲むようにしていました。

プリン体は体内に多く存在し、そして飲食でも摂取されます。そもそものプリン体の発生を制限することは不可能で、制限したとしても外部から摂取されるのは少量のプリン体です。飲酒や激しい運動を控えて、体内でのプリン体の生成を減少させるという方法もありますが、楽しみが無くなるので自分の生活では考えられず、また効率も良くありません。
であれば、プリン体自体は無視して最終的に体に影響を与える尿酸を体外に排出すれば良いと思い、一番簡単な水を多く摂取することを継続してきました。

尿酸は体外に出してしまうのがベストで、他にも体内の血中の酸性度を下げて尿酸が結晶化しにくい環境をつくることも大事です。
体内の酸性度を下げるには、アルカリイオン水か水素水、ミネラル水を飲むのが効果的です。

加えてですが、ドロドロ血の場合尿酸が体外に排出されずらくなります。これはカロリー過多による中性脂肪が大きく起因しているためで、食べ過ぎをやめたり、適度な運動することによりカロリー消費を促して、ドロドロ血の原因である中性脂肪を下げることができます。
また飲酒中の適度な水の摂取は、放尿の機会を多くし尿酸が溜まるのを防ぐのと、体内でのアルコールの分解を手助けして尿酸が生成されにくい環境を少なくしてくれます。


今までの自分の痛風対策ですが、対策は次のように行ってきました。
■痛風診断時(1ヶ月間)
・毎日2L以上の水を飲む(アルカリイオン水が多い)
・クエン酸やアルカリ性食品を多めに摂取
・プリン体の食品を避ける
・摂取カロリーを少なくする
・お酒を控える。ビールを飲まない
・タバコをやめる
・医者からの薬も併用
⇒上記痛風対策は1ヶ月くらいで挫折。もっと楽に対策できないか考え始める
⇒診断当時程の症状は出なくなっていたが、お酒を飲みすぎたときに数回発症

■痛風診断時以降(4年間程)
・毎日1L以上の水を飲む
・黒酢を飲む(途中でやめる)
・タバコをやめる
・ビールの変わりに一部ホッピーをはさむ
・お酒を飲みすぎない
⇒全く痛風発作はでなくなる

■その後
・毎日1L以上の水を飲む
・カロリー過多を避ける
・飲酒の間に1杯の水を飲む
・ビールの変わりに一部ホッピーをはさむ
・適度な運動をする
・1ヶ月にタバコ1箱程度
⇒時折飲みすぎ食べすぎ、喫煙等しても痛風発作はでなくなる。

痛風診断時は、過度な対策を行っていましたが、生活に楽しみが感じられなくなり続けられなくなりました。
そこで自分なりに考えた痛風対策を行い、これが自分に非常にマッチして以来、痛風はでていません。
4年ほど続けた結果尿酸値は健常者と同じなり、更に痛風に対する抵抗をつけるために適度な運動やカロリー過多を避け、今でも全く痛風は発症していません。


長くなりましたが、8年間変わらずに感じてきた"痛風に一番必要"なことは、""水分を多くとる""ことです。
生活の制限を多く設けずに痛風を治すには、尿酸を貯めない体づくりをすればよいのです。
まずは、一番簡単な水を飲むことを継続させるのが良いかと思います。徐々に他の対策の肉付けしていけば、苦痛な痛風治療とならず、痛風を治す(抑える)ことができると思います。
また数年後に、今の痛風対策の結果を報告してみたいと思います。


『痛風とは』
痛風発症から8年後

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