痛風とお酒の付き合い方
痛風とお酒
痛風にお酒(アルコール)は良くありません。
痛風には " ビール " が良くないと言われていますが、どのお酒も痛風に良くありません。
お酒は摂取すると肝臓が活発に活動し、このときに肝臓の細胞が多く死んでいきます。
この死んだ細胞が体内で分解されると尿酸が生成されるので、痛風の原因となります。
そのためお酒は全般的に痛風の人にとって悪く、ビールに限定されるものでもないのです。
お酒の中で痛風に良くないプリン体を多く含むのがビールになります。
加えて、ビールは多くの量を摂取してしまうことからも良いものではありませんが、外部摂取のプリン体よりも、体内で生成されるプリン体の方に注意した方が痛風対策になります。
以下に、アルコール毎のプリン体含有量の一覧を記載しますのでお酒を飲まれる方は参考にしてみてください。
〜 アルコールのプリン体の含有量 〜
・ビール大瓶1本 (633ml中32.4mg)
・ワインボトル1本 (750ml中3.0mg)
・日本酒一合 (180ml中2.2mg)
・ウイスキーダブル1杯 (80ml中0.1mg)
・焼酎お湯割り1杯 (100ml中0.03mg)
食品のプリン体含有量に比べて、お酒のプリン体含有量はかなりに低いものとなっています。
ただ、飲みすぎによる体内での尿酸の大量生成や尿酸の排泄の阻害が助長されやすいので、
お酒は適度に飲まれることが痛風対策となります。
■ 痛風対策 プリン体/アルコールOFFビール